日本語 かな配列

いつものキーボードで ローマ字の1.7 倍の効率を

特別なキーボードも、同時押しも要りません。設定ファイルを 1 つ入れるだけで、いつでも元に戻せます。 日本語入力 56 方式を同じ時間モデルで測った推定時間は、ローマ字入力(QWERTY)の 3.195 に対して新月配列(v9.0)は 1.891。 濁音・半濁音・小書きは「清音 + ゛」の 1 規則です。 ※打鍵時間モデルによる推定値。方法と限界はこちら

そ ゆ こ ひ し ほ て ふ ょ め つ ぬ ん え い み の や り ー は あ か を ★ ら と れ た よ く ま う お ☆ も ゛゜小 わ き ち す ね け へ に せ な ゅ さ ゃ っ む る ろ 、 。 ・

大:かな(Layer 1) 右下小:拡張(Layer 2) 青:ホームポジション基点キー

スクロール

なぜ新月配列なのか

従来のローマ字入力・JIS かな入力の課題を根本から解決する、 シンプルな設計思想。

コンパクト

30キー完結

かなを 30 キー(英字 3 行)に収め、数字行に手を伸ばさず入力できます。頻出かなをホームポジション周辺に集め、標準 US(ANSI)キーボードだけで動きます。

30 キーに収録
前置シフト

頻度ベースの打鍵数

高頻度のかなは 1 打鍵。中頻度は ☆・★ キーに続けて文字を打つ前置シフト(2 打鍵)で入力します。よく使う文字ほど少ない打鍵で打てる設計です。

1 打鍵(高頻度文字)
濁点は後置

3段階の打鍵規則

単打(高頻度)/ ☆・★ の前置シフト(中頻度)/ 清音のあとに ゛ を打つ後置(濁音・半濁音・小書き)の 3 段構え。濁音の位置を別に覚える必要がありません。じゃ・ぴょ・みゃ・ちゃ などの拗音は ☆ → ゛ → キーの 3 打でも打てます(どの列も上から ょ・ゅ・ゃ)。Karabiner-Elements(macOS)・Google 日本語入力(Windows)・hazkey(Linux)で導入できます。

3 段階の規則

月配列 2-263 を使っている方へ。単打面の大部分は共通で、違いはシフト面・濁点の扱い・キー数です。 違いを比較記事で読む

3層構造で、かなを30キーに収める

レイヤーを切り替えて、各キーに割り当てられたかな文字を確認できます。 ホームポジション(青色)を基点に、指の移動距離を最小限に抑えて入力できます。

そ
こ
し
て
ょ
つ
ん
い
の
り
は
か
★
と
た
く
う
☆
゛
き
す
け
に
な
さ
っ
る
、
。
・

青色はホームポジション(人差し指〜小指)を基点とするキー

Layer 1(かな)
そのまま打つ(1 打)
Layer 2(拡張)
☆ または ★ を先に打つ(2 打)。左手側のかなは ☆、右手側のかなは ★
Layer 3(☆゛)
☆ → ゛ → キー(3 打)。どの列も上から ょ・ゅ・ゃ。左手は濁拗音 12 個(ぴ・び・じ・ぎ の列)、右手は み と ち の列の 6 個(みゃ・ちゃ など)。でぃ・でゅ・ぢゃ に短縮はなく、で + ぃ・で + ゅ・ぢ + ゃ と打ちます
濁音・半濁音・小書き
図にはありません。清音のあとに ゛ を打ちます(が = か → ゛、ぱ = は → ゛ → ゛)

よく打つキーは、指の下にある

青空文庫『こころ』『坊っちゃん』の全文(307,004 かな)を打ったとき、どのキーを何回押すか。 明るいキーほど打鍵が多く、新月配列ではホーム段に集まっています。ローマ字入力に切り替えると、同じ文章がどこに散るかが見えます。

そ: 1.1%(4,347 打、25 位) そ 1.1% こ: 2.2%(9,067 打、18 位) こ 2.2% し: 4.6%(18,805 打、7 位) し 4.6% て: 3.9%(15,886 打、10 位) て 3.9% ょ: 0.8%(3,355 打、29 位) ょ 0.8% つ: 1.0%(4,089 打、27 位) つ 1.0% ん: 3.5%(14,396 打、12 位) ん 3.5% い: 4.6%(19,088 打、6 位) い 4.6% の: 3.1%(12,808 打、14 位) の 3.1% り: 1.0%(4,259 打、26 位) り 1.0% は: 3.4%(14,017 打、13 位) は 3.4% か: 5.4%(22,068 打、5 位) か 5.4% ★: 9.9%(40,796 打、2 位) ★ 9.9% と: 4.0%(16,626 打、9 位) と 4.0% た: 5.4%(22,165 打、4 位) た 5.4% く: 3.7%(15,362 打、11 位) く 3.7% う: 4.2%(17,138 打、8 位) う 4.2% ☆: 11.1%(45,889 打、1 位) ☆ 11.1% ゛: 9.1%(37,523 打、3 位) ゛ 9.1% き: 2.2%(9,247 打、17 位) き 2.2% す: 1.4%(5,572 打、23 位) す 1.4% け: 1.2%(5,094 打、24 位) け 1.2% に: 2.8%(11,665 打、15 位) に 2.8% な: 2.4%(9,863 打、16 位) な 2.4% さ: 1.0%(3,913 打、28 位) さ 1.0% っ: 1.9%(7,809 打、19 位) っ 1.9% る: 1.8%(7,222 打、20 位) る 1.8% 、: 1.6%(6,461 打、22 位) 、 1.6% 。: 1.7%(7,105 打、21 位) 。 1.7% ・: 0.1%(237 打、30 位) ・ 0.1%
ホーム段の打鍵
58.5%
上位 3 キーの打鍵
30.2%☆ ★ ゛
打鍵 / かな
1.34
最多のかな
た5.4%・4 位(1〜3 位は ☆ ★ ゛)
表で見る(30 キー全部)
順位表示キー打鍵割合
1☆k45,88911.14%
2★d40,7969.91%
3゛l37,5239.11%
4たg22,1655.38%
5かs22,0685.36%
6いi19,0884.63%
7しe18,8054.57%
8うj17,1384.16%
9とf16,6264.04%
10てr15,8863.86%
11くh15,3623.73%
12んu14,3963.50%
13はa14,0173.40%
14のo12,8083.11%
15にc11,6652.83%
16なv9,8632.39%
17き;9,2472.25%
18こw9,0672.20%
19っn7,8091.90%
20るm7,2221.75%
21。.7,1051.73%
22、,6,4611.57%
23すz5,5721.35%
24けx5,0941.24%
25そq4,3471.06%
26りp4,2591.03%
27つy4,0890.99%
28さb3,9130.95%
29ょt3,3550.81%
30・/2370.06%

集計 2026-10-17。コーパスは 『こころ』・『坊っちゃん』(青空文庫)を MeCab(unidic-lite)の仮名素性で読みに変換。ひらがな・ー・、。のみを残す。 新月配列は配布テーブルと同じ romantable.json の最短列(ー は ★p、☆ ★ ゛ も 1 打)。ローマ字入力は各かなに Google 日本語入力で有効な最短のローマ字(し = si、じゃ = ja。ん は次が母音・や行・な行・文末なら nn、他は n。っ は次の子音を重ねる。ー は数字段の -)。 生成スクリプトは scripts/key-heat にあり、同じ数字を再現できます。

打って試す

下のキーボードをクリックして、実際にキーを打つと新月配列のかなが表示されます。 d=★前置シフト、k=☆前置シフト、 l=濁点゛(連打で半濁点゜)。 ローマ字入力ではなく、配列そのものの挙動を再現しています。

ここをクリックして q や d→f などを打ってみてください

新月の練習室

眺めるだけでなく、20文字ずつ、自分のものに。インストール不要の打鍵順トレーニング。

語・短文で学ぶ本格トレーニングへ ↗

導入方法

macOS・Windows・Linux に対応。詳細な手順は GitHub の README をご参照ください。

1

Karabiner-Elements をインストール

brew install --cask karabiner-elements

Homebrew がない場合は brew.sh からインストールしてください。

2

設定ファイルを取得

GitHub リポジトリから shingetsu-karabiner-qwerty.json をダウンロードします。

3

Karabiner-Elements にインポート

Karabiner-Elements の Settings → Complex Modifications から shingetsu-karabiner-qwerty.json をインポートし、新月配列のルールを有効にします。

1

Google 日本語入力を用意

Windows では Google 日本語入力用のローマ字テーブルを配布しています。変更前に、現在のローマ字テーブルをエクスポートして保存してください。

2

Google 日本語入力用テーブルを取得

shingetsu-romantable.txt を開き、GitHub の Download raw file から保存します。hazkey 用 TSV とは別のファイルです。

3

ローマ字テーブルを変更

Google 日本語入力のプロパティでローマ字テーブルの編集画面を開き、保存したファイルをインポートします。入力方法はローマ字入力に設定します。配布テーブルの Windows 実機での入力動作は未検証です。うまく入力できない場合は、保存しておいた元のテーブルに戻してください。

1

hazkey を入手

hazkey は Linux の Fcitx 5 向け日本語入力です。hazkey 公式ドキュメントで、お使いの環境のインストール方法をご確認ください。

2

新月配列の設定を適用

リポジトリの shingetsu-ansi-qwerty.tsv(Colemak をお使いの場合は shingetsu-ansi-colemak.tsv)を hazkey のローマ字テーブルとしてインポートし、新月配列を選択します。

よくある質問

新月配列について多く寄せられる質問をまとめました。

新月配列とは何ですか?

月配列2-263 をベースにした前置シフト方式のかな配列です。かなを英字 3 行(30 キー)に収め、濁音・半濁音・小書きを「清音 + ゛」の 1 つの規則に統合しています。標準 US(ANSI)キーボードで動き、同時押しは使いません。

ローマ字入力と何が違いますか?

ローマ字入力では「か」を入力するのに k と a の 2 打鍵が必要です。新月配列は前置シフト方式で、高頻度のかなを 1 打鍵に割り当て、中頻度のかなは ☆ または ★ キーに続けて文字キーを打つ 2 打鍵で入力します。頻度に応じて打鍵数を割り当て、頻出文字をホームポジション周辺に集約することで、文章全体の打鍵数と指の移動量を抑えます。

「前置シフト」とは何ですか?

シフトキーを押しながら打つのではなく、先に ☆ または ★ キーを打ってから文字キーを打つ、月配列譲りの入力方式です。中頻度の文字は「☆ → 文字」の順に 2 打鍵で入力します。濁音・半濁音・小書きは前置シフトではなく、清音のあとに ゛ キーを打つ後置です。

濁音・半濁音はどうやって入力しますか?

スマホのフリック入力の発想を取り入れ、濁音(゛)・半濁音(゜)・小書きを 1 つのキー(QWERTY の L の位置)に統合しています。濁音 = 清音 + ゛、半濁音 = 清音 + ゛゛、小書き = 親文字 + ゛(ゃ・ゅ・ょ は専用キーでも打てます) の後置なので、清音の位置を覚えれば濁音の位置を別に覚える必要がありません。例外は ぅ だけです(う + ゛ は ゔ に使うため、ぅ は う + ゛゛)。濁拗音 12 個(ぴ・び・じ・ぎ の列)と、み・ち の拗音 6 個(みゃ・みゅ・みょ・ちゃ・ちゅ・ちょ)は、☆ → ゛ → キー の 3 打でも打てます。どの列も上から ょ・ゅ・ゃ の順です(例: ぴょ は ☆ → ゛ → QWERTY の Q の位置。ひ → ゛ → ゛ → ょ と打つと 5 打です)。でぃ・でゅ・ぢゃ に短縮はなく、で + ぃ・で + ゅ・ぢ + ゃ と打ちます。

対応している OS は?

macOS 向けには Karabiner-Elements 用 JSON、Windows 向けには Google 日本語入力用 shingetsu-romantable.txt、Linux 向けには hazkey 用 TSV を GitHub で配布しています。Windows 実機での配布テーブルの入力動作は未検証です。変更前に現在の設定を保存してください。

習得は難しいですか?

新しい配列のため学習コストはあります。ただし、よく使う文字ほど少ない打鍵数(高頻度=1 打鍵)に割り当てられた一貫性のある設計のため、ホームポジションと前置シフトの規則を覚えれば段階的に習得できます。

利用に費用はかかりますか?

新月配列の配列定義・設定ファイルは GitHub 上で MIT ライセンスのもと公開されており、無料で利用できます。

他のかな配列(月配列・新下駄・薙刀式・月見草)と比べて速いですか?

順位はつきません。日本語入力 56 方式を同一の時間モデル・同一コーパスで評価したところ、上位のかな系(新下駄・親指シフト NICOLA・月見草・薙刀式・新月配列・月配列2-263 など)はすべて同格で、95% 信頼区間と重み感度の両方を見ると順位を確定できませんでした。ハード制約を外して JIS 余剰キー・親指キー・ortho キーボードを許しても、新月配列を統計的・モデル的に有意に超える配列は見つかりませんでした。新月配列の特徴は「1 位であること」ではなく、標準キーボード・順次打鍵・例外の少ない濁点規則でその同格グループに入っていることです。同じく標準キーボードで動く上位配列に、月見草(順次打鍵)と薙刀式(同時押し)があります。

ローマ字入力と新月配列では、どのくらい差がありますか?

統一ベンチマークの推定時間では、ローマ字入力(QWERTY)が 3.195、JIS かな入力が 3.006 に対し、新月配列(v9.0)は 1.891 でした(時間/かな、小さいほど速い。v9.0 は 56 方式と同じ評価器・同じ公開コーパスで測り直した値です)。評価したローマ字系 28 通り(Colemak・Dvorak・大西・夏目など)で最も速かった夏目配列でも 2.109 で、新月配列(v9.0)とは約 12% の差があります(2026-10-18 更新。以前は「かな系とローマ字系の差は 15% 以上」と書いていましたが、誤りでした)。四月一日配列など、まだ評価していない配列もあります。ただしこれは打鍵時間モデルによる推定であり、実際にタイピングした計測ではありません。

Colemak を使っています。新月配列と併用できますか?

できます。新月配列は QWERTY 版と Colemak 版の両方の定義ファイルを配布しており、Colemak 刻印どおりの配置で使えます。英語配列 17 種の評価では、Ctrl+Z / X / C / V の 4 キーを QWERTY と同じ位置に保つ配列のうち Colemak が最速(17 配列中 6 位)でした。一方で英語向け配列をそのままローマ字入力に使うと遅くなり、英語 1 位の Canary はローマ字では QWERTY より遅い最下位になります。英語は Colemak、日本語は新月配列と分けるのが、データ上は合理的です。

新月配列の配置は、まだ改良の余地がありますか?

配置の並び替えでは、ほとんど残っていません。順次打鍵・ANSI 30 キーには 1.27 打/かな という理論下限(1 打で打てる枠が 29 個、それが公開コーパスの 72.7% を占める)があり、新月配列は 1.34 打/かな でその 5% 以内にいます。新月の構造を 30 キー内で無制限に組み替える最適化を回しても、検証コーパスでの改善は 2.6〜3.5% で、しかも 43〜48 か所の入れ替えが必要でした。短縮符号を足しても現行の規則内なら 2% 未満です。

ANSI(英語配列)キーボードでも使えますか?

使えます。新月配列がかなを割り当てるのは標準 ANSI キーボードの英字 3 行 30 キーだけで、「」は US 配列の [ ] をそのまま使います。なお ANSI で使える上位のかな配列はほかにもあります(月見草・薙刀式・ぶな)。月配列2-263 は ち・れ・・ を JIS の @ : _ の位置に置くため、ANSI ではそのまま打てません。

速さに関する回答は、日本語入力 56 方式を同一の時間モデル・同一コーパスで評価した 統一ベンチマーク(2026-09-13 実施)に基づいています。方法・全結果・限界は次の記事で公開しています。

新月、つかってます。

新月配列を使っている方は、よければひと押し。
登録なしで、使っていることだけを伝えられます。

申告件数を読み込み中…

匿名の自己申告件数です。実際の利用人数・アクティブユーザー数ではありません。
同じブラウザからは原則1件。別の端末・ブラウザや保存データの削除で重複することがあります。

メール・ログインは不要。重複を防ぐためのランダムな申告キーだけを保存します。

アップデートを受け取る

新月配列の最新情報、チュートリアル、リリースノートをメールでお届けします。 スパムは送りません。いつでも解除できます。

新月配列を気に入ったら、ぜひ広めてください 🌙